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「薰風」網站是台灣第一本知日知台誌薰風》季刊所經營的線上媒體。

薰風》季刊自2017年1月創刊以來,廣受台日港三地讀者好評,

並曾榮獲《Shopping Design》雜誌頒發之「在地文化推廣貢獻獎」。

2019年4月,隨著日本新年號的公布,

集結台日兩國歷史、文化、時事、藝術、旅遊等議題的專業綜合媒體網站 ——「薰風」正式問世,

為台日兩國更深一層的相互理解貢獻心力。

 

與那國島

從日本最西端的與那國島遠眺台灣中央山脈(小嶺長典攝影)

 

關於薰風》季刊

 

「哪個國家距離台灣最近?」

被這樣問到的台灣人,十之八九會回答「中國」吧。

其實,在宜蘭東方不到110公里的海上,有座屬於日本的小島,她叫做「與那國」。天氣晴朗時,從與那國島望向台灣,高聳入雲的中央山脈清晰可見。

那是一段一衣帶水的奇妙距離。對與那國島上的人們來說,台灣是一個此生或許沒有機會造訪的地方,卻又是這輩子最熟悉的景象之一。

台日間的微妙情愫,就像宜蘭和與那國,似近非近,似遠非遠;感覺再熟悉不過,但又如此陌生。

台灣對日本的感情,在3・11東日本大震災時已向世界證明。那是承襲自戰前世代,且早已內化到台灣人基因裡的本能。

以初夏的和煦南風,同時也是俳句的5月季語為名,這本雜誌將致力於傳播台日之間鮮為人知的歷史淵源,同時用學習及自省的視角來探索當代日本。在東亞局勢詭譎多變的今日,台灣除了「哈日族」,更需要「知日家」。

《薰風》的問世,相信是台日歷史進程下的必然。

 

創辦人 姚 銘偉

 

季刊『薫風』について 

 

「台湾から一番近い国は?」そう尋ねられた台湾人のほとんどは、「中国」だと答えるでしょう。しかし実は、台湾東部の宜蘭県から110キロと離れていない東方の海上には、「与那国」という名の日本に属する島があります。天気の良い日に与那国島から台湾方面を望めば、高くそびえる中央山脈がくっきりと目に入ってきます。

「一衣帯水」というべき近距離にありながら、与那国島の人々にとって台湾は、一生行くことがないかもしれない場所でもあり、また人生で最もなじみ深い景色の一部分でもあります。

日台間にある複雑な感覚は、ちょうど宜蘭と与那国の関係に似ています。近いようで遠く、遠いようで近く、誰よりも身近だけれども、よく分かっていないところもあるような。

台湾の日本に対する思いは、3・11東日本大震災の際、世界に向けて明らかになりました。あれは、戦前の世代から受け継がれ、台湾人のDNAに組み込まれている本能なのです。

初夏のやさしい南風を意味し、俳句の5月の季語でもある言葉を以て名づけられたこの雑誌は、日台間の知られざる歴史的ルーツを紹介するとともに、研究や内省という観点から、現代の日本についても取り上げます。東アジアの情勢が予測不能な今日、台湾において必要とされるのは、「哈日族(日本好き)」よりも「知日家」です。

『薫風』の創刊は、日台の歴史の流れにおける必然である。私たちはそう確信しています。

 

創刊者  姚 銘偉

日本語訳 羅 曉青・天野朗子